新治郡衙跡

しんじぐんがあと

概要

奈良時代に常陸国の地方行政の中心だった郡役所跡です。昭和16年からの発掘調査により、12ヘクタールの広大な敷地に庁舎や倉庫など51棟の建物跡が確認されました。特に興味深いのは、平安時代の歴史書に記された817年の大火について、発掘調査で炭化した米が出土することで、文献の記載が実証された点。古事記や常陸国風土記にも登場する新治の名は、古くから重要な地域であったことを物語っています。現在は畑の中に標柱と看板があり、当時の栄えた様子に思いを馳せることができます。

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