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笠間稲荷神社 楼門
笠間稲荷神社の境内にそびえる楼門は、昭和36年に竣工した「萬世泰平門」です。重層入母屋造の重厚な造りで、笠間朱色に塗られた美しい外観が特徴。門の左右には随身像の右大臣・左大臣が奉安され、拝殿側には五穀豊穣を願う2頭の神馬像が置かれています。扁額は当時の神宮祭主による御染筆によるもので、扁額に記された「萬世泰平」は永遠の平和を意味する昭和天皇のお言葉です。
笠間稲荷神社 総門
文化13年に再建された入母屋造りの門で、笠間稲荷神社の境内を象徴する建造物の一つです。左右に奉納された女性信者の髪で作られた大毛綱が飾られており、その精巧さと歴史的価値が特徴的。扁額の縁には精巧な龍の彫刻が施され、欄間部分にも見事な彫刻が見られます。近くに設置されたさざれ石とともに、厳かな雰囲気に包まれた神聖な空間です。
大井神社(太郎神社)
大同元年(806年)の創建と伝わる古い神社で、祀神は神八井耳命です。参道の両側には樹齢が長い杉や椹などの立派な木々が立ち並び、特に御神木の親子杉は見応えがあります。苔むした参道を歩いていると悠久の時間が流れているような静かで落ち着いた雰囲気を感じられます。駐車場があり、御朱印も対応しています。
合氣神社
合気道の開祖・植芝盛平が1944年に創建した神社です。世界中から合気道の愛好家が訪れる聖地として知られており、清潔に保たれた素朴な境内には植芝翁の立像や由来が建立されています。参拝者の記念に芳名録への署名も可能です。合気道を習う人なら一度は訪れたい、霊性に満ちた場所として地元の人からも大切にされています。
城山稲荷神社
笠間市内で古くから信仰されている稲荷神社で、別名「城山出世稲荷神社」とも称されています。元久年間に藤原時朝公の築城に伴い佐白山から遷座され、その後も何度か移転を経て現在地に至っています。御祭神は宇迦之御魂神で、出世の神として地域住民に厚く崇敬されており、参拝者からは細やかで丁寧な管理が行き届いているとの評判です。本殿は覆屋の中に色彩豊かな彫刻が施された精巧な造りが隠れており、境内には二十三夜尊も祀られています。
石井神社
織物の神・健脚の神として信仰される建葉槌命を御祭神とする神社です。平安時代初期の大同2年(807年)に社殿が再建されており、1200年以上の歴史を持つ由緒ある社。境内には立派な御神木があり、洞穴の中の石造は縁結びのご利益があるとされています。逆立ちした狛犬など、個性的な見どころも多く、御朱印も授与しています。11月の例大祭では神輿の渡御や屋台が出て、地域を代表するお祭りとなっています。
笠間稲荷神社 大鳥居
朱色と茶色を混ぜたような落ち着きのある色合いが特徴の大鳥居です。2016年に高さ約10メートルの鉄骨造りで再建されており、笠間の町並みにしっくり馴染んだ佇まいが印象的。神社の玄関として堂々とした存在感を放ちながらも、周囲から浮くことなく、歴史と日常が共存する町のシンボルとなっています。初詣の季節には多くの参拝客で賑わい、門前通りや仲見世通りの出店も活気づきます。
羽梨山神社
天智天皇の時代に創建された由緒正しい神社です。祀神は木花咲耶姫命で、かつて桜が多い羽梨山の中腹に祠が建立されたことから「花白山神社」と呼ばれていました。平将門の乱の際には平貞盛が武運を祈ったと伝えられ、平家だけでなく源氏からも厚い崇敬を受けた古社です。延喜式内社にも名を連ねており、坂上田村麻呂による社殿寄進の歴史も記録されています。境内には樹齢500年以上の御神木があり、御朱印の授与も受けられます。
笠間稲荷神社 御本殿
江戸時代末期に名匠たちが手がけた本殿は、精緻な彫刻が特徴の総欅造りです。昭和63年に国の重要文化財に指定されており、虹梁の龍や木鼻をはじめ、胴羽目には中国の蘭亭曲水の宴が彫られた見事な装飾が施されています。参拝者からは修復後の再訪を楽しみにする声も多く、訪れるたびに建築美と彫刻の素晴らしさに感動できるスポットです。
田中嘉三記念館
笠間生まれの日本画家・田中嘉三が暮らし、創作活動を行っていた自宅兼アトリエを改装した美術館です。1978年に家族の手で建てられ、現在も息子さんが運営しています。入場料は1人300円で、芸術家の人生と作品に触れられる落ち着いた空間として、多くの訪問者に親しまれています。
旧筑波海軍航空隊司令部庁舎
戦前のコンクリート造りの歴史的建造物で、筑波海軍航空隊の司令部庁舎として使われていました。当時の写真やパネル展示が数多くあり、昭和の雰囲気がそのまま残っており、映画のロケ地としても利用されています。半分ほど解放されている庁舎内では、特攻隊の歴史や海軍航空隊の活動を学ぶことができます。周辺には関連する遺跡も多くあり、戦後は病院として使用されていたため保存状態も良好です。入館料は500円で、平和学習や教育旅行の受け入れも行っています。
筑波海軍航空隊 地下戦闘指揮所
昭和20年に建設された地下要塞で、戦闘機部隊の指揮を行った施設です。当時のまま保存された地下壕は6つの部屋と2本の通路で構成されており、奥行きは30メートルほど。懐中電灯を借りて探索できます。併せて映画で使用された零式艦上戦闘機21型のレプリカも展示されています。見学には事前予約が必要で、土日のみの公開となります。筑波海軍航空隊記念館とセットでの利用が基本です。
笠間稲荷美術館
笠間稲荷神社の境内にある美術館で、奈良の正倉院を模した建物が特徴です。中世六古窯(信楽・常滑・瀬戸・越前・丹波・備前)の古陶器を常設展示しており、室町時代や平安時代の壷など歴史ある作品が並びます。また、常陸ゆかりの水墨画家・雪村の作品や、現代の花鳥画家・上村淳之の作品なども収集。毎年秋に特別展や企画展を開催しており、日本庭園と休憩所も備えています。入館料は一般300円。
石の百年館
稲田石の魅力を存分に学べる施設です。笠間市で採掘される稲田石をはじめ、茨城県産の花崗岩や各地の石材がたっぷり展示されており、東京駅や国会議事堂といった著名な建造物に使われている石も見ることができます。建物自体も稲田石をふんだんに使った造りが特徴的。入館料は無料で、鉱物の小さな標本も購入可能。JR水戸線稲田駅隣接で駐車場も完備されているため、石切山脈の見学とセットで訪れるのがおすすめです。
笠間市歴史民俗資料館
旧宍戸町役場の庁舎を活用した資料館で、国の登録有形文化財に指定されている建物が特徴です。入館料は無料で、友部地区の遺跡から出土した遺物をはじめ、石器時代から昭和までの笠間市の歴史や、産業・交通・教育・生活の変遷を学べる展示が充実しています。懐かしい昭和レトログッズも見られ、歴史を感じさせる建物の雰囲気とともに、地域の文化を知るのに最適なスポットです。
笠間稲荷神社 狐塚
笠間稲荷神社の境内にある狐塚は、役目を終えた稲荷信仰の狐たちが静かに安置されている特別な場所です。近隣の屋敷神として祀られていた狐像たちが集められており、大小様々な表情の異なる狐たちが整然と並んでいます。派手さはありませんが、役目を終えた存在たちへの敬意が感じられる、静謐で落ち着いた雰囲気が特徴。訪れた人たちも、丁寧に手入れされた狐たちの様子に心を寄せています。
稲田神社
奇稲田姫命を単独で祀る全国でも珍しい神社です。延喜式内社であり、現在の社殿は1848年に再建されたもの。小高い丘の上に位置し、境内には立派な拝殿と本殿のほか、祭神の両親や夫も一緒に祀られています。駐車場は神社の裏手側から細道を上がってアクセスでき、静かで雰囲気の良い参拝環境が特徴です。
笠間稲荷神社 拝殿
創建651年という古い歴史を持つ笠間稲荷神社の拝殿は、昭和35年に竣工した比較的新しい建物です。神社建築の美と現代建築を融合させた豪壮かつ華麗な造りで、朱色の綺麗な外観が特徴。日本三大稲荷の一社であり、参拝者も多く訪れます。境内には手水舎や社務所、御朱印の受付所も完備されており、参拝作法についても案内されています。
春風萬里荘(旧北大路魯山人邸)
北大路魯山人が北鎌倉で暮らしていた住居を、昭和40年に笠間へ移築した建物です。約300平方メートルの茅葺き民家の内部を見学できます。陶芸や書画、工芸など多才な芸術家だった魯山人のこだわりが至るところに感じられ、自作の陶製アサガオが飾られたトイレや、自然石を組み上げた暖炉、広々とした風呂場、ステンドグラスなど見どころが豊富です。庭園では抹茶をいただくこともできます。
かさま歴史交流館 井筒屋
笠間の歴史をわかりやすく学べる交流施設です。明治期の建物をリノベーションした井筒屋は、笠間城関連の笠間藩や明治の偉人・小野友五郎について展示しており、2階では笠間の歴史について深く知ることができます。喫茶スペースでは抹茶をいただくこともできます。菊まつりの時期には建物全体や裏庭が菊で装飾され、訪れる人々を魅了しています。無料で楽しめる施設であり、お子さんやペット連れでの来訪も見られ、館内にはベンチも配置されているため、ゆっくり見学できます。