ローカルアーカイブ
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大鈴神社
慶雲4年の創建と伝わる歴史ある神社で、御祭神は道を開く神・猿田彦命。近津神社に献上された金鈴を御神体として祀ることから「大鈴神社」と称されました。盗難を恐れて別に社を建てたという由緒が興味深く、かつて民話「白ひげ大明神」のモチーフになったとも考えられています。鳥居から本殿へ向かう橋が印象的で、大子の町中に静かに鎮座する小さな神社です。
近津神社御神饌田
近津神社の御神饌田では、毎年夏至の時期に中田植祭という伝統的な田植え儀式が行われます。太鼓と笛の音に合わせて昔ながらの方法で稲を植える光景は、地元の貴重な文化体験になります。大子町の指定文化財として大切に守られており、参拝とともに祭事の様子を見学することができます。
夢地蔵
滝の裏奥に佇む地蔵で、訪れた人々から「夢を叶えてくれる」と信仰されています。袋田の滝の裏側を進んだ一番奥に鎮座しており、滝の迫力と裏側からの独特の景色を楽しめるスポットとして知られています。滝裏からの雄大な眺めに心を奪われやすいので、参拝をお忘れなく。
中山神社
山深い中郷地区にひっそり佇む神社。素戔嗚尊、大己貴命、金山彦命を祀り、無病息災と五穀豊穣の御神徳があるとされています。江戸時代の寛政11年に讃岐国の金毘羅大権現を鎮斎したのが始まりで、安政2年に中山神社と改められました。参道脇には見事な銀杏の大木があり、雨上がりの清々しい雰囲気が特に印象的。境内には稲荷神社や熊野神社など複数の境内社が祀られており、古い歴史が感じられます。
依上神社
大宝3年(703年)の創建と伝わる古社で、武大己貴命を御祭神として祀っています。かつて大子町の地域は「依上郷」と呼ばれており、その歴史を今に伝える神社です。山深い静寂の中に鎮座し、例祭は4月13日、秋祭は旧霜月申酉の日に行われます。参拝には県道159号線からのアクセスが便利ですが、道が狭く見つけにくいため事前確認をおすすめします。
花室神社
大同元年(806年)の創建と伝わる歴史ある神社で、ご祭神は木花開耶姫命。裏山の山頂に祠を建立したのが始まりで、長享2年(1488年)に現在地へ遷座しました。境内には独特の表情を持つ狛犬が鎮座し、凛とした雰囲気を醸し出しています。5年に1度の春季例大祭では山車や御神輿が出て大いに賑わい、桜の季節には遅咲きの八重枝垂桜が美しく、境内の水路も涼しげで落ち着いた環境です。茶畑に囲まれた茨城県北西部の美しき神域です。
十二所神社
天神七代・地神五代を祀る古社で、延久二年に源義家が奥州征伐の祈願所として創建されたと伝えられています。その後、文明年間に佐竹義種が鎌倉より十二所神社を勧請し、内外大野村の守護神として奉斎されました。元禄年間には源義公より正一位十二所大明神の神号を賜った由緒ある神社です。赤い鳥居が印象的で、山のなかにひっそりとたたずむ厳かな雰囲気が特徴。家内安全や五穀豊穣などのご利益があるとされています。
慈雲寺
奥久慈の山あいに佇む真言宗智山派の古刹。歴史ある山門と仁王像が出迎え、本堂へと続く階段からは古寺の風情が伝わります。ご本尊の千手観音菩薩のほか、三面大黒天を祀る大黒堂が知られており、天井に描かれた雲龍図は必見。住職やご家族が親切に対応してくださり、御朱印も頂けます。駐車場も完備しており、訪問の際は事前に電話確認がおすすめです。
王子神社
大同元年の創建と伝わる歴史ある神社で、紀伊熊野若一王子の神を祀っています。山間の静かな境内は思いのほか広く、産業開発や農漁業、厄除開運、出世開運などの御神徳があるとされています。JR水郡線袋田駅から車で3分とアクセスも良好です。
蒟蒻神社
蒟蒻の製法を発明した中島藤右衛門を祀る、全国でも珍しい神社です。十二所神社の境内社として昭和56年に創建されました。蒟蒻芋を粉にして水で戻す製法により、長期保存と運搬が可能になり、大子町の蒟蒻産業の発展に大きく貢献した偉人を祭神としています。こじんまりとした赤い鳥居が目印で、季節によっては雛飾りなどの装飾も見られます。
大生瀬神社
山道を登った先にある、歴史ある神社です。文亀2年(1502年)造営の熊野神社と天正元年(1573年)造営の愛宕神社が明治45年に合祀され、大生瀬神社となりました。一の鳥居から本殿までは長い石段と森の中の道のりが続き、ちょっとしたハイキングになります。火の神、防火の神、鍛冶の神として祀られており、祈年祭や例祭など季節ごとの祭礼が行われています。駐車場もあるため、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
龍泰院
天文2年に佐竹氏によって創建された曹洞宗の禅寺です。熊野山龍泰院として知られ、奥久慈七福神巡りの2番寺として布袋尊が祀られています。虎月庭という庭園や、月寄山を借景とした景観が特徴で、本堂には天井画や額絵など寺宝が多くあります。坐禅会や梅花講などの修行体験も行われており、御住職による丁寧な対応で知られています。
真言宗智山派 鷲栖山法光院 性徳寺
延徳2年(1490年)の開山という歴史ある真言宗の寺院で、奥久慈の静かな山あいに佇んでいます。常陸三十三観音霊場の第28番札所、大子七福神めぐりの6番寺として知られており、本堂の観音堂には見事な彫刻が施され、堂内の天井図は一見の価値があります。春の桜、初夏の藤の花が美しく咲き誇る花の名所として親しまれており、特に境内の藤棚は圧巻です。参拝時には御朱印の直書き浄書もいただけます。駐車場も広く、ご住職の丁寧な対応が評判です。
東勝山 長福寺 曹洞宗
長元2年の創建から1000年近い歴史を持つ古刹です。見事な山門が印象的で、屋根上のしゃちほこは珍しいと評判。常陸三十三観音霊場の札所であり、大子七福神巡りの一番寺として寿老神が安置されています。東国花の寺百ケ寺にも選ばれており、複数の御朱印をいただけます。参拝時にはお茶をいただけることもあるなど、丁寧な対応が魅力です。
近津神社(町付)
八溝山の麓に鎮座する近津三社の中ノ宮。慶雲4年(707年)に藤原富徳により創建されたと伝わり、寛永11年には水戸中納言徳川頼房公が石鳥居を寄進するなど、歴史深い神社です。級長津彦命、面足命、惶根命を祭神とし、大晦日の夜から元旦の朝にかけて上野宮・下野宮とともに巡拝する「三社参り」の風習が今も続いています。拝殿の彫刻が見事で、随神門をくぐった先の景観も印象的です。
関戸神社
大同元年の806年に創建された歴史ある神社です。祭神は天津彦根命で、かつてこの地は陸奥国と常陸国の国境「焼山関」があったとされています。江戸中期に建立された本殿は覆屋に守られており、狩野派による色彩豊かで見事な彫刻が特徴。境内には狛犬や石燈籠など歴史的な石造物が数多く残されており、清々しい雰囲気に包まれています。御朱印の対応も丁寧で、参拝者から好評です。
八溝嶺神社
八溝山の山頂に鎮座する歴史ある神社です。日本武尊が景行天皇の命で創建したと伝わり、延喜式内社として平安時代から朝廷の信仰を集めてきました。奈良末期から平安時代にかけて八溝山一帯で採掘された良質な金が遣唐使派遣の財源となったことから、「黄金神」の勅額を授けられた由緒ある神社です。普通乗用車でも山頂まで舗装道路でアクセス可能で、展望台からの景色は素晴らしく、県内最高峰からの眺望が魅力。御朱印は5月3日の梵天祭の時のみ社務所が開きます。
越方神社
大同年間の創建と伝わる古社で、経津主命と大己貴命を祀っています。境内の朱色の神橋をくぐるとはしかにかからなくなるという言い伝えがあり、昔から多くの人々に信仰されてきました。随神門の仁王像や境内に並ぶ歴史ある石碑など、見どころが豊富な神社です。林に囲まれた参道を進むと、自然に恵まれた静かな雰囲気が印象的です。
五霊神社
田園に囲まれた長閑な場所にたたずむ神社です。疫病や災厄を鎮圧する五柱の御霊を祀り、古くから高柴地区の氏神として信仰されてきました。6月には参道を彩るアジサイが見どころで、初夏の季節には紫色の花が一面に咲き誇ります。訪れる人を穏やかな気持ちにさせる、どこか落ち着きのある場所として知られています。
近津神社鉾スギ
樹齢1200年を超える杉が、近津神社の境内でそびえ立っています。幹周り9.6メートル、樹高43メートルという圧倒的なスケールで、多くの参拝者がパワーをもらえると評判です。この鉾杉という名前は、源義家が奥州平定に向かう際に、武運長久を祈願して鉾を立て掛けたという伝説に由来します。茨城県の天然記念物にも指定されており、樹齢700年の都々母杉とともに、歴史と自然の価値を感じさせてくれる場所です。